愛犬くぅが教えてくれた大切なこと
大切な人こそ
“居て当たり前”は当たり前ではない
こんにちは 株式会社アロハボート 広報チームです。
私の実家には愛犬が2匹います。
マルチーズの大人しいぷりん7歳とマルチーズとプードルミックスの暴れん坊あんず2歳です。
今は上京して一人暮らしなので、会えるのは年に数回だけと少し寂しさがありますね。
実は、私が15歳になるまではビーグル犬のくぅがいました。
私が産まれた時とほぼ同時期に0歳で家に来て、私と一緒に年を重ねました。
今日は、そんな15年一緒に歳を重ねたくぅから学んだ大切なことをご紹介します。
“居て当たり前”は当たり前ではない
私は小さい頃「犬は人を噛む」となぜか思い込んでいて、くぅに触ることができませんでした。
ですが、犬小屋の前でくぅに話しかけながらよく砂遊びをして遊んでいたことを覚えています。
小さい子って砂遊び大好きですよね笑
そんな私も中学生になり部活で忙しくなり、だんだんとくぅに構ってあげられる日が少なくなっていきました。
私が中学3年生になり
くぅも15歳、人間の年齢で言うとおじいちゃんでした。
ご飯もあまり食べず、足を引きずるように歩き小屋から出てこない日もしばしば。
そんなある日私が塾から帰ってくると、くぅがぐったりして息も絶え絶えでした。
数日前から明らかに衰弱していて、そろそろ危ないと獣医さんにも言われていました。
命が消えかかっている時に初めて、くぅがいることが当たり前じゃないんだなと気づきました。
後悔は後戻りできない
くぅが亡くなった日、
くぅの体が硬くなり冷たくなっていくことを感じながら、私は2時間くらいくぅを撫でながら泣き続けていたのを今でも鮮明に覚えています。
息をひきとる間際に、私に初めて体を寄せてきました。
「そうか、撫でて欲しかったんだな。」
ずっと撫でていて、あんなにくぅに触れていたのは15年間で初めてでした。
大好きだったのに、そう想っているだけで構ってあげられず、気づいた頃には遅かったのです。
どうして少しの時間だけでも話しかけたり少しのスキンシップをしてあげられなかったんだろう。
とても後悔し、しかし今更どうしようもできなく泣くことしかできませんでした。
「あの時こうやっておけばよかった」と思う時ありませんか?でも、そのほとんどがやり直せないですよね。
そう、後悔しても後戻りできないのです。
後悔のない人生を
今私は社会人になり、自分の人生について考えられるようになり、くぅから学ぶことがたくさんあったなと思っています。
大切な人にこそ、想いを行動で表す。
後で後悔しないように、当たり前を当たり前にしない。
誰しも家族、友達、恋人など、大切な人がきっといるはずです。
でも居て当たり前になっていませんか?
想っているだけではなく、今同じ時間を過ごせる時に言葉や行動で気持ちをぜひ伝えてください。
くぅが生きた15年間は私の人生の一部でもあります。
時間は有限であり命も有限です。
私も、くぅが教えてくれたことを胸に刻み
今からの人生、後悔のない選択をしていきます。
本日もありがとうございました。