行方不明2歳児を発見した尾畠さんから学ぶ2つのこと
人は「このために生きる」と決意することで、行動が変わる
こんにちは!アロハボートの広報チームです。
先日、山口県周防大島町で行方不明になっていた2歳の男の子が無事発見されたと話題になりました。
株式会社AbemaTV,WEB:AmebaTIMES,「大臣が来ようが関係ない。罰を受けても直に家族にお渡ししたかった」行方不明2歳児を発見した男性が会見 | AbemaTIMES,(2018年8月16日).
毎年山で遭難する人が年間3,000人ほどいるそうですが、今回の事件はどの番組でも大々的にクローズアップされていました。
それほどまでに注目された理由は、男の子が無事だったことと、発見者である尾畠春夫さん(78)の使命感とコメントがとても感動的で、多くの視聴者の心を動かしたからではないでしょうか。
「残りの人生を社会にお返しさせてもらおうと思ってきた」
子供が見つかってよかったと声を震わせながら語る尾畠さんに、わたしは泣きそうになるほど感動しました。
「この先どう生きるか」を考える機会に
発見者の尾畠さんは、現在全国各地で車中泊をしながらボランティア活動を行っているそうです。
「学歴もない何もない人間だが、65歳で鮮魚店を辞めて、残りの人生を社会にお返しさせてもらおうと思ってきた」
そうコメントを残した尾畠さんの背景を知り、鳥肌がたちました。
「理稀ちゃんの顔を見せたときは、お母さんはもう声が出なかったな。あの嬉しそうな顔は、一生焼き付いて離れんだろうな」
幸せそうな表情で語る尾畠さんは、まさに社会に大きなお返しをした瞬間だったと思います。
最近のわたしは、目の前の仕事をすることで精一杯の毎日でした。
そんななかで尾畠さんの言葉は、「自分がこれからどう生きるか」を考える、大切なきっかけになりました。
「社会にお返しする」ステージはまだこれからですが、まずは仕事を一生懸命頑張り、たくさんの人に貢献していこうと決めることができました。
人はたくさんの「おかげさま」で、今日を生きている
「自己啓発の父」とも呼ばれる19世紀生まれのユダヤ系オーストリア人心理学者、アルフレッド・アドラーは「人間はひとりでは生きられない」と語っています。
食事を摂るにしても、交通機関や着ている服、仕事など、多くの人の助けがあって成り立っています。
今のご時世、ひとりで生きていくには、それこそ無人島に行くしかありません。
今現在わたしたちが不自由なく生活できているのは、多くの人たちが作り出したモノやサービスを利用しているからです。
人間は人間同士、密接に繋がっている。
だからこそ尾畠さんのように社会にお返しする生き方は、人間にとって本来の生き方のひとつなのかもしれません。
わたしも、多くの企業様や関わる人たちのお役に立てるよう、日々精進してまいります。
株式会社ALOHA BOATがますます社会に必要とされる企業になりますように。
本日もありがとうございました。